Sunday, 14 October 2018

祖父母に会った

一週間前、数年ぶりに祖父母に会った。
私は兎にも角にも不孝なので、おそらく高校を卒業してから一度か二度、会ったか会ってないかというレベルだった。祖母が転んで骨折し、入院した折に見舞ったきりかもしれない。退院後も生活が不自由で、ヘルパーさんを呼んでいるとか、ヘルパーさんでも面倒を見きれなくなって介護付き老人ホームに入るとか、話には聞いていたものの、顔を見せるのが恥ずかしく、これまで一度も会いに行っていなかった。 Continue Reading

Monday, 19 September 2011

ものを買うということ

ものを買う。
“もの”は物でも事(サービス)でもいい。その何かを得るために、代価として自分の手元からお金とされる何かを幾らか―”もの”の価値に見合った分量―差し出すこと。
ものを作り出すために、あるいは、ことを行うために、割かれた誰かの時間と労力に正しく報いるための報酬。

経済のことは分からない、お金の意味なんて「労働をポータブルにやり取りするためのパラメーター」くらいしか考えたことがない、そんな世間知らずのガキですが、自分が何かを買うのって結構大変なことかもしれない、とか思った。

私が何かを買おうと思ったら、そのために払われるお金は私が親に貰ったもので、つまり父が稼いできたお金で、つまり父の時間と誰かの時間を交換して私はその成果を横取りする形になる。
働けクズニート。
今のところ親に労働しろ、俺の金を使うな、とは言われない、むしろそれどころかアルバイトを禁じられる感じになってしまっているのだけれど、なんにせよ父の労働にただ乗りしてるのは確かだ。
父を雇用している企業は父が既婚子持ちのオッサンだと(雇った当時は独身の若者だったと思うけど)了解しているし、当然給料も家族を養えるように設定されているだろうと、そして父に課される仕事もそれに見合った水準で要求されているだろうとも思うし、父が馘首される様子もないのできっとそれに応えているのだろうと思う。
私が親に貰うお金は企業から与えられる給料の中で想定される「子供に使わせてもいい余裕」に当然収まっているのだろうから、あまり気にせずに自立するまでは堂々と貰い続けていいのかもしれないけれど、労働していないし、労働以外のことをしているだけの価値のある人間だとも思えないし、そういう意味で最近はうしろめたく思う。
親は渡したお金を私が何に使っているのか、大まかにではあるものの、ぼんやりと把握しているし、気に入らないことに使おうとしたら止めるから、うーん。
こうやって書いていると、気にしなくてもいいのかもしれない、と幾らか思う。
家庭内でどうであれ、社会的には他者が代価を払うような価値のあるものを作っていないクズニートであることは確定的に明らか。

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Friday, 9 April 2010

祖母からの手紙

今日の昼頃、分厚い簡易書留と、分厚い封筒が届いた。私宛で、差出人欄を見ると祖母からの手紙らしい。
私は先日、19歳の誕生日を迎えたので、そのお祝いの手紙だろう。そう思って開いてみたところ、簡易書留は商品券と四枚の便箋、普通の封筒の方には「追伸」と記された便箋が七枚入っていた。どう考えてもただのお祝いの手紙じゃない。なんだこれ。最近は祖母も目が悪くなってきたから、計11枚もの便箋を字で埋めるのは大変だっただろうに。
そんなことを考えながら読んでみたんですが、簡潔にまとめると、

  1. おめでとう
  2. 近況(特攻隊の慰霊祭行ったよ)
  3. 自身の戦争体験
  4. 近頃の社会への不安

といった内容でした。
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Saturday, 20 March 2010

姫路行ってきた

16-18日の三日間、兵庫県姫路市に行ってきた。
というか、実際には16日の夕方に出発したので着いた後にできたことは晩御飯を食べて寝ることだけで、しかも17日は昼に起きたので、活動していた時間は丸二日足らずだったのですが。しかも今日19日にあるTRPGのセッションのため、キャラを用意するのにも結構時間を食ってしまったのであまり家にいるのと変わらなかったのですが…。

泊まったのが祖父母宅だったので、いつものことながら畳の多さに驚愕したり(※基本的にフローリング育ちです)、祖母の手料理に舌鼓を打ったり、預けている荷物を整理したりしているばかりで、あまり姫路見物というようなことはしませんでした。ま、いつでもその気になればいけるところですし。
ただ、姫路城が改修工事に入ってしまうとのことだったので、最終日の昼過ぎに一応、妹と二人で天守閣まで直行してまたすぐ降りてきた。なんていうか、慣れっこである。
いつもカメラを構えながら思うのですが、もうちょっと人が少ない時期に来たかったなあと。人が途切れないから人だらけの写真でなんというのか見てて落ち着かない。人間撮れない。
うちのカメラはRICOHのCaplioR7とかいう奴なのですが、それが果たしてカメラの世界でどういう評価をされているのか一切知らないので、私は満足したまま使っています。なかなかいいやつです。私は好き。
で、色々写真撮ってきたので、気が向いたらどっかにうpるかもしれませんが多いのでめんどくさかったらうpらないかもしれません。私なんてそんなもんです。

なんというのか、姫路の市営バスに乗るたびに何時も思うのですが、suica対応してください…pitapaとかしらないです。
suica,icoca,nimocaが相互利用開始した気がしたので、その調子でどんどんICカードは統合されていけば良いと思います。